社員インタビュー012012年入社
輸入事業部 K・S
INTERVIEW01
新卒入社2012年入社 輸入事業部 K・S
知識と交渉力を身につけて
海外と日本のものづくりを繋ぐ
01現在携わっている仕事とそのやりがいについて教えてください
知識と交渉力を身につけて
海外と日本のものづくりを繋ぐ
ワイヤ・ケーブルの生産機械や測定器、工具などを欧米のメーカー様から輸入し、日本のワイヤメーカー様に販売しています。汎用品だけでなく、お客様のニーズに応じたカスタムメイド品を扱うこともあるため、製品知識や海外の取引先との交渉力が身につきます。
この仕事のやりがいは、製造現場の課題解決につながる提案ができることです。ある工場では、手仕事による技術力に誇りをお持ちで、機械の導入には消極的でした。しかし難易度が高くて若手技術者が困っているという話を聞き、「一度使ってみてください!」と機械を試用いただきました。すると、「こんなに簡単にできるとは」とお客様の意識が変化したのです。若手技術者からも喜ばれ、技術の承継問題の解決に役立てたと実感できました。
02志望の動機と入社してからの印象について教えてください
世界に日本のものづくりを広める
スケールの大きな仕事ができる
大学在学中にカナダにワーキングホリデーに行った時に、電化製品や自動車など日本製品の存在感の大きさを感じ、日本のものづくりに関わる仕事がしたいと思うようになりました。
当社への入社を決めたのは、世界と日本の製造業を相手にスケールの大きな仕事をしていることに惹かれたからです。実際に若手のうちから海外出張に行く機会が多く、これまでアジア圏ではフィリピンや台湾、中国、タイ、欧米ではアメリカやドイツに赴き、取引の交渉や製造ラインの監査、展示会の視察などを行ってきました。性別や年次を問わず、前向きな気持ちがあれば挑戦の機会をくれる会社だと感じています。
03入社後、苦労したことについて教えてください
製造現場の「先生」に教わりながら
現場の知識を身につける
業界の知識がないうちは、製造現場の方々とのやりとりがうまくいかず、門前払いをされることもありました。それでも勇気を出して「工場を見せてください」と飛び込んでいくしかありません。何人もの現場の職人の方々に「先生」となっていただき、知識を教わりました。学ぶ姿勢があれば、お客様も心を開いてくれるようになり、関係性も築かれていきます。
そのおかげで知識がつき、今は、一つの製造ラインだけでなく工場全体を見渡して問題となっているポイントを見極められるようになりました。広い視野からお客様のお困りごとを捉え、「もう一歩手前を見直してみませんか?」と、現場全体の改善や効率化につながる提案を心がけています。
04今後の目標・キャリアプランについて教えてください
お客様とパートナー関係を築き
日本のものづくりを支えたい
日本のものづくり業界は、ベテラン技術者の引退などによって技術の承継に課題を抱えています。世代交代が進みつつある今、業界を担う方々と良いパートナー関係を築き、この課題を一緒に解決することが私の目標です。日本の良い部分は残しながらも、海外の最新情報や業界のトレンドを私たちがお伝えすることでともに「新しい製造業」を創り、日本のものづくりを未来につなげるお手伝いがしたいと考えています。
また社内では、東京にサテライトオフィスが新設され拠点も広がりつつあります。働く環境をしっかりと整え、部下や後輩が活躍できる場を作ることも目標の一つ。社員が「頑張りたい」という気持ちを引き出せる、現場に近いマネージャーを目指します。
Oneday Schedule
ある1日のスケジュール
※フレックスタイム制度を利用
出社
海外サプライヤー、国内のお客さんから届いたメールとスケジュールを確認します。
社内のメンバーと情報交換、案件の進捗確認をしながら業務を開始します。
事務作業
お客さん/サプライヤーへのコンタクト、見積作成、受発注対応、営業資料作成、打ち合わせ準備などを進めます。
昼休憩
東京サテライトオフィス近辺には曜日別でキッチンカーがたくさん出ているので、色々選べて楽しいです。時間がない時はコンビニで済ませます。
海外サプライヤーとTEL
アジア圏のサプライヤーは比較的時差が少ないので、納期確認、相談、リクエスト、クレーム対応など、メールだけでなくTELでコミュニケーションをとることもあります。
Web面談
ヨーロッパのサプライヤーが動き始めるので、サプライヤー・カスタマー・東邦の3社で打ち合わせをします。
事務作業
Web面談のフォロー、レポート作成を進めます。退社前にアメリカの仕入先向けにメールを送ります。
退社
先輩社員から一言
「やりたいこと」を見失わず
自分を貫いてほしい